多汗症（ワキガ）治療 | 保険外診療 | 赤坂メディカルMクリニック

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多汗症（ワキガ）の原因

多汗症（ワキガ）の原因は2種類の汗腺（アポクリン汗腺とエクリン汗腺）によるものです。

わきがの原因となるアポクリン汗腺は、脇の下や乳房や肛門などに存在し、粘り気があり、特殊な臭いを発します。アポクリン汗腺からの汗だけでは、わきがの原因になるわけではありません。アポクリン汗腺から出た汗と皮脂腺から分泌された脂分とが混ざり、皮膚の表面の雑菌により分解され、低脂肪酸やアンモニアなどに変化して独特のわきが臭となります。

多汗症の原因となるエクリン汗腺は、全身の皮膚に存在し、主に体温調節を目的とした汗を分泌します。運動や病気などで体温が上がった時に出る汗で、98～99％の水分と1～2％の塩分等でできているので、さらさらしていて無臭です。そのため直接的には、わきがの原因になりませんが、多汗症の原因になります。

多汗症（ワキガ）のお悩み・症状

他人から臭いを指摘されたことがある
家族や親族にわきがの人がいる
シャツに黄色い汗染みができる
湿った耳垢がでる
自分で臭うと感じる

多汗症（ワキガ）の治療方法

ボトックス治療

発汗は、アセチルコリンという神経伝達物質が、神経から汗腺に向けて放出されることで起こります。ボトックスは、この神経伝達物質アセチルコリンの放出を抑制するため、汗腺から汗が出ることを抑えます。ボトックス注入であれば、手術をすることなく、注射だけで汗の分泌を抑えることができますので、多汗症の方の治療はもちろんですが、わきがの方にも効果が期待できます。